第25回 東京ミネラルショー in 池袋(2016) 終了


国内最大のミネラルショー

石の世界のテーマパーク




書きたいことがいっぱいある…


2008年12月記事より

>本日はこの世界●●年のベテラン様に
>台車の上手な使い方の裏ワザを教えていただきました。
>今まで「んがぁー!!!」と思ってたことが、
>いとも簡単に解決したのが感動でした。


2008年に3Fがはじめてできて、3Fができてからずっとそこにいるのは実は2社だけ。

某業者「あれ?場所変わってる?」

変わってるように見えるが、当初から微動だにせず

周りが180度回転しただけです(笑

今でもあの頃を鮮明に覚えてる。
周りに出展店が少なく、数社しかいなかった。
皆がほとんど初めてだったから、ライティングが少なかった。

全体的に暗い…
どうしょ。

そんな時、2008年のブログに登場してたベテラン様が言った一言。

「下の階よりここは天井が高いんだよ」

搬入日に気が付いても、どうしょうもなく。
下で使われてるライトより更に強くないと暗いんですよね。
まさに「聞いてないよぉ〜〜!!」状態。
今からどこからか強力なライトと土台セットを購入しなきゃいけないのか?と悩みつつ、
結局見つからず諦めてた。

当日きてみたら

土台とライトが綺麗にセットされてた(゚ロ゚ノ)ノ

しかも手作り。
ベテラン様が困った新参者の為におうちかえって夜なべしてトンカントンカン…

ベテラン様「ルースはライトが大事だからね、ここは可哀想だよ」

号(┳Д┳)泣


そんなベテラン様。
これから数年後、毎回長蛇の列を作る展示会随一の超人気名物オヤジに。

ジオード割りの神


でも、表の華やかな盛りあげ役だけが大事じゃなくて。
実は大掛かりな大型イベントには水面下で皆さんの目に映ることなく、
数か月、数年に及ぶたくさんの地道な仕事があって。
ベテラン様、そちらでも超重要人物でした。
3Fになってからずっとその仕事のほんの一部だけお手伝いさせていただいてましたが、
これがあったから、ここ数十年あっちこっちの展示会やショーといえるレベルの
ミネラルイベントが国際色豊かになってたんだなぁーと。
誰よりも早く来て、誰よりももっとも遅くに帰る仕事で、
とっても重労働で、誰もやりたがらないどころか、まずできないし、
それを専門にしてる業種の方でもやりたがらない。

過酷でハードなお仕事ゆえ、ご高齢になってきたので今年で引退です。
色々思うこともあり、感慨深い状況な中、突然に…

某お客様「前に割ったジオードの表面を綺麗にしたいんだけど、どこかでやってくれるところありますか?」

!!!!!

ミスリル「自分でやってみよう!!」
某お客様「!!!」

どう仕上がるか楽しみだv( ̄∇ ̄)

ジオード割りのイベントも元は3Fが存在するということを
どうやったら一般に浸透していってくれるだろうという思いからベテラン様が発案されたイベントなんですよね。

最終日、下の階からふらっと遊びにきた某デーラー

「ここは下と違って開放的で明るくていいバランスだねぇー いい風が吹いてる。
天井が高いのもその一因だろうね」

流石だな、スコット氏。
実は当初と違って天井についてるライトも丸替えしてるんです。
いまでこそ多くの新規出展者が増え、新しい風が吹き込み賑やかで華やかになってるけど、
当初は「いい風」じゃなくて「すきま風」でした(笑

来年からとうとう3Fの神降臨してた初期メンで心強くて大きな大きな存在の主がいなくなり、
ぼっちになってしまいますが…

チーム・ザ・3Fメンバーとして

引き続き3Fに生息していたいと思います。

(メンバー随時募集中w)

------

石コレクション、特にレアストーンという趣味が高じて、気が付いたらここにいた。
「ないから欲しい」がたまたま「ないから作る」に変化しただけだったのですが、
今でもそれが変わらない原動力になってます。
知らない石はまだまだいっぱいあるし、知ってる石でも新たな発見があったり、
ここで終わるという限界がなく、達成感もなく、まさに飽くなき世界でした。

でも、そう思ってる生涯のライフワークのように
同じ志をもったコレクターさん・石仲間・同志は他にもいっぱいいるんですよね。
集めてるコレクションに違いはあれど、それぞれにこだわりとプライドがある。

某お客様「ね、ね、これの原石セットゲットしたけど、原石研磨できるレベル?」
ミスリル「おぉ!立派な原石だねぇw 超レアだー」
某お客様「研磨できるレベル?」
ミスリル「十分十分!小さくしたら6個以上できる!!!」
某お客様「え?」
ミスリル「わけっこしようよぉーーーwwww」
某お客様「待て待て!w今ここにあるルースより大きいの欲しいんだよww」

ミスリル「立派な結晶標本です。そしてカットグレードのそれはなかなかない。研磨する側がよく手放したね。それはそれでコレクションとしてラフ&カットセットで原石の方は一緒に残してた方がいいとおもうよ。ルースは持ってるんだから、研磨したいならもう一つゲットできた時に考えたらいいんじゃない?それまで大事に持ってたほうがいいよ。」

某お客様「なるほど。そうします。」

結晶って、時に「研磨やめて!」というオーラを放つのがいまして。
聞けば、現地にまで赴いてゲットしたようです。
現地にまでいったその心意気が現地の人たちにとってとっても嬉しかったんでしょうね。
近頃、そういうのも見えちゃったりするんですよねぇー 自分。
大切な授かりものですね。

------

前回のサロン時にとある石の研磨依頼がありましたが、
ファセットカットにするには研磨盤を破壊してしまうレベルに難しいものだったので、
仮に出来上がっても、失敗してもその石はお客様の割には合わないことからお断りをしました。
商品の価値と経費が符合しないだけです。

でも「ないから欲しい」と「ないから作る」と「やってみたい!」の思いが一気に上昇すると…


手磨きで作る


今回、出来上がったものを拝見させていただきましたが、
大事に大事に丁寧に丁寧に慎重に、そしてひたむきに真面目に。
そんな光景が目に浮かぶようなものでした。
欲しい!とやってみたい!と石を守る!という熱意と情熱と優しさ。
まさにワン&オンリーな宝物ですね。


昔から結構たまにこういう形でお客様やコレクターさんの作品を拝見させていただいてますが、
作るのにはまる方はカボションやりはじめたり、研磨学校行ったり…
カボションの機械買ったり、ファセットカットの機械買ったり…
研磨したものを身につけたいと彫金やりだしたり…

ドツボにはまっていく経過を…

静かに見守ってますv( ̄∇ ̄)


-----

今年のツーソン行く前においていった置き土産クイズ。
3月のミネラルザワールドでクイズの答え合わせと参加賞をお配りしてる最中

お客様方々「この産地のルースがないんで、欲しいんだけど…」

確かに出回ってないですよね。

そこへ通称「裏研磨部」の一人が登場。


( ̄▽『+』)ロックオン!

ミスリル「やってみる?」
Tさん「え?なんでやらないんですか?」
ミスリル「めんどくさい」
Tさん「えぇ?!!!」
ミスリル「ただのガーネットだし、アルマンディンだし…ブツブツブツブツ」
Tさん「……。面白そうなんでいいですよw」

ご本人もこの産地のものをお持ちでなかったことから快くお引き受けしていただきまして(ぇ


12月のショーまでに何点か仕上げてみまーす!

楽しみにしててください!!


にっこり去る彼がとっても印象的でした。


ですが…


今回、出来上がったのはたったの一点でした。

そして開口一番に…

Tさん「めんどくさいといった理由がよーーーーーーくわかりました(T-T )」

この後でいろーんな苦労話と愚痴を聞くミスリル。
どれもその光景が目に見えるだけに…

えーン(pД*q)ヾ(・ω・*)ヨシヨシ

やらせた張本人なくせにw

更に酷なこと言ってみる。

ミスリル「欲しいって言ってる人はまだいるんだけど?」
Tさん「いや〜〜〜〜〜!!!!!!無理!」

結論いえば、先にいってた
「ただのガーネットだし、アルマンディンだし…ブツブツブツ」の

ブツブツブツしたところの複数の理由がネックなんですよね(笑

たかがガーネット、されどガーネット。
ガーネットは研磨簡単!なんて皆様が思う以上に結構奥が深い石です。


ですが!



1キャラアップができました。
この産地の素材で、綺麗な1キャラアップを作るのは
すごーく執念と気合と根性と根気と石への愛情が大事なのですが、
知ってるだけにその気持ちがよーく伝わってきます。
周りに素材を配置してみましたが、ここの産地のガーネットは、
ほとんどこんなもんばかりなので、研磨士の誰も「やりたがらない」ので、
別にデマントイドやツァボライト、スペサタイト、ロードライトのように
ジェムグレードとわけてるというようなガーネットではありません。

欲しい!と思う人だけがこの中から探すんです。

はたからみたら何の変哲もないただのアルマンディンガーネットなんですけどね、
私としては何にも代えがたいプライスなコレクションになりました。

Tさん「皆でラベルにこだわってみました!」

ミスリル「この29の番号は何?」

Tさん「ないから作(29)る!」


!!!!!!


Tさん「因みにこれクラブの001番です!(^m^ )」


すごいマイコレできたぁ(●´艸`)
ありがとうTakaCさん(ぁ HN言っちゃったよww)

-------

今回もっとも印象に深かった事。

若かった頃の学校の先生達に何十年ぶりかにあえて、
涙ながらに感動されてた方。その学校の先輩がいたり。
気持ちがタイムトリップした方の表情ってとっても素敵なんですよね。
ある高校の地学クラブで、昔は皆で教育の一環として、
いろんなところへ行かれたそうで。
超久しぶりにそのクラブの顧問に出会えてな…

顧問「でね、〇〇先生は、今は研磨を教えてて、その教え子達のブースがここ」
お隣さん「ああああああああああ!!やっぱりあの方は〇〇先生だったんですね!!!」

気が付いたのは最終日


そう、うちのお師匠がらみなお話でした(゚ω゚ノ)ノ

お師匠ったら、地学クラブにまで研磨機持ち込んで、
ちょっとでも休みがあるとひたすら研磨機を回してた程に、研磨好きです。
かれこれ50年やってるかと。

今回はじめて当社のブースを見た方
「えっ?!ちょっと何?なんなんですかこのお店???信じられない!!!!」

かなりびっくりしてて動揺。

「なんでこんなにたくさんのレアストーンがあるんですかぁぁ!!ありえないΣ(´Д`;)」

「研磨やってます」

「えっ?!えぇぇ?!Σ(-`Д´-ノ;)ノ?!」

もっと動揺しだした。確かにあり得ないものなのに、更に作ってるなんて話になったら…ねー。
コレクターじゃないのに、ありえないってなんでわかるんだろう?と思ったら化学の先生でした。
その光景を黙って見ている、元化学の先生の師匠であった。

でもやっぱり、はたから見たら…

変な店ですよねΣ(´゚ω゚` ) 

でもそう驚いてくれたり、感動してくださる方々がいるからこそ、
それが何よりの楽しみであり喜びであり、糧とスパイスであるから続けられる。
逆をいえば、それがなかったら割に合わないし利益度外視したような変な店では、
やりがいもなく続けられない。

入れ代わり立ち代わり、この業界の先人の方々と交流しながら、
フレッシュマンな方達と楽しく話す。
新旧、ショーという一つの空間が異次元のように時代感世代間なしに交差する。


襷を繋ぐ


皆の襷を繋ぐ。
うちもそういう場所になれたらいいなぁー
と願ってやみません。


たくさんの方々にお立ち寄りいただきまして、
誠にありがとうございました。
なかなかお会いできない遠方の方々も大勢いらしていただいて、
石友さん達の交友の広さを目の当たりにしました。
また新しいご縁などもたくさんできまして、
皆様のお陰で大盛況でした。
こうして皆様に盛り上げていただき、
感謝の言葉につきません。






コメント
自作研磨持ち込んだ紹介にもしや〇〇Cさん⁇と思ったらやはり(笑)。
池袋ミネラルショーの初日に持ってくとブログに書いてました。私が行ったのは土曜日だからご対面、空きルースケース渡せず(←いつになるかわからないが渡せる目処たったら黒猫抜け毛やラベルとか剥がさねば)
  • ブランフェムト
  • 2016/12/17 9:20 PM
ブランフェムト様

東京ミネラルショーへ足をお運びいただき誠にありがとうございました。

来年もブランフェムト様とよき石のご縁がありますように(*^-^*)
  • ミスリル
  • 2016/12/21 7:40 PM
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